未経験でもできるサービス提供責任者への転職

未経験でもサービス提供責任者になるのは可能でしょうか。答えはイエスです。介護福祉士の資格か介護福祉士実務者研修を終えていれば、サービス提供責任者として働けます。とはいえ「転職活動が不安」「未経験でアピールできるか心配」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。そこで、サービス提供責任者への転職のコツを3つご紹介します。

まず、サービス提供責任者になって実現したいことを明確にしてください。今の仕事に不満があるからサービス提供責任者になりたいという動機では、先を見据えた転職とはいえません。サービス提供責任者になり実現したいことを明確にし、譲れない条件に優先順位を付けましょう。

自己分析をするのも大切な作業です。前職の業務内容や経験を、サービス提供責任者にどう活かせるのか考えます。営業職であれば、密なコミュニケーションが得意な方もいるでしょうし、事務職であれば地道な作業が得意な方もいるでしょう。持っているスキルを存分に発揮できることをアピールする準備をしましょう。

最後に、面接の準備を入念に行いましょう。特に、質問にはしっかり答えられるようにしてください。なぜならサービス提供責任者は、多くの人とコミュニケーションを取る立場です。「話をちゃんと理解できる人」「コミュニケーションから利用者の求めているサービスを汲み取れる人」を求められています。アピールしたい気持ちは抑え、面接官が何を聞いているのか、受け答えすることを心がけてください。

このように、未経験から新たな職種への転職は勇気がいりますが、自分の思い描いた姿に向かって頑張りましょう。